遠藤修一さん

有限会社三美塗装
三美塗装の遠藤社長は、現在 7名の職人さんを抱える経営者である。

「確かに自分は経営者ではありますが、その前にひとりの職人です。予算がないからといって、中途半端な仕事は出来ません。自分のした仕事は何年間も地域に残っていくものですから。」と独特の笑顔で淡々と語るその表情には、仕事に対するプライドと地域のお客様への誠実さが強く感じられる。

開業は、昭和24年。お父様である先代社長が「遠藤塗装」として品川区豊町で始められた。ご長男である現在の遠藤社長は、高校を卒業と同時に2人の同級生を誘い「遠藤塗装」へ就職。10年間の厳しい現場での修行を経て、28歳の時に社長に就任された。二人の同級生も揃って役員になり、社名も「三人で美しい仕事を」の思いを込め「三美塗装」に変更した。

新築でもリフォームでも、家造りの仕上げである塗装工事は見栄えの美しさだけではなく、家を保護して長持ちさせるという大変重要な役割を持つ。それだけに、全幅の信頼をおける業者でなければならない。「太豊建設さんとは、先代の岡井社長の頃からのお付き合いですから・・・。」と言っていただける遠藤社長には、「タイホウ匠会」の中でもリーダー的存在になって頂きたいと思っている。

最後に、「自分が仕事に専念できたのは、家庭を守り支えてくれた妻の存在があったからこそ。」と奥様への感謝の気持ちを忘れなかった遠藤さんでした。サスガ!