タイホウ建設は
品川区豊町五丁目にある工務店です。
ようこそ、地元工務店・タイホウ建設のホームページへ。
代表の岡井です。
タイホウ建設は品川区豊町にある工務店です。
創業して2015年で50年を迎えました。
父の代からずっと地域の皆様に欠かせない存在となれるように、小さな工事から新築まで文字通り「住まいの町医者」として地域の生活を守って参りました。
地域の皆様との絆をしっかりと築いてまいりました。
地域密着とは、字面だけでなく本当に地域を愛するということだと思います。これまで町内会の活動や大切なお祭り等にも社長以下全社員が積極的に参加をさせていただき、地域の皆様との絆をしっかりと築いてまいりました。
その結果、平成18年の会社再開後約12年で半径1km圏内でのお客様は600件以上。本社のある豊町5丁目に関しては、3軒に1軒はタイホウ建設のお客様となりました。
きっかけは、父の急死でした。
創業者である父は、昭和40年に太豊建設株式会社を設立。
その後、時代の波にも乗って急成長。しかし、創業12年目の絶頂期、父44歳の時に病に倒れ、会社は事実上休眠状態に。その後一時期は復活の様子を見せたものの、父も70歳を超え無理をせず静かに暮らしておりました。
そんな矢先でした。平成16年12月、「実家が火事だ」という連絡をもらい、出張先から飛んで帰って来てみると、すでに実家の周りには消防自動車が10数台。実家にたどり着くにも中々大変な状況でした。地元の皆さんが消防士に「家にいるから助けてくれ」と叫んでいるような状況でした。しかし時すでに遅し。父は家の中で亡くなっていました。
今更、実家に戻り、休眠状態の
会社を復活させるなど考えてもいませんでした。
太豊建設の再建をはじめに持ちかけてきたのは、弟でした。弟は長い間不動産業界にいたのですが、「この業界は本当にお客様のために働けているのだろうか?」という疑念を持っていました。
そこで、建築と不動産がワンストップで出来たほうがより地域に貢献できるに違いないという考えに立ち、建築を主体としているが、不動産部門もある工務店として太豊建設を再開してみないか、という提案でした。
私は当時、リフォーム会社の役員として順調に業績も伸ばしており、まさか今更、実家に戻り休眠状態の会社を復活させるなど考えてもいませんでした。 弟からの提案に、ぜひやってみたいと思いつつ、中々決断できずにいたところ、ある日、地元の方から「徹(てっ)ちゃん、また戻ってきて太豊建設やるんでしょ。」という何気ない一言をいただいた時、何かが吹っ切れたように「よし、やってみるか」と思うようになっていました。 それまでいた会社には、「父が、地元を守って欲しいと私を命がけで呼び戻したのかも知れない」という話で何とか説得をし、退職させてもらいました。
初めての仕事は
火事で全焼した実家を本社屋として建設する、
ということに決め
新しいタイホウ建設が誕生したのです。
1カ月に電話が1本もならない月もありました。
会社を再開したのは良いものの、会社として引き継いだお客様はほぼ0。
当時、悪徳リフォーム報道が盛んにされていて、リフォームと聞いただけで門前払い。1カ月に電話が1本もならない月もありました。
「これではいけない!」ということで、営業ではなく、まずは私個人が、地域での人間関係を地道に作っていこうと決めました。
積極的に町会活動に参加することで、どんな人達がこの町を支え、どういう仕組みで成り立っているのかというのが手に取るようにわかるようになりました。
経営理念
当然、人間関係が優先だったので、仕事については一切売り込みはおこないませんでした。
地域の人たちと一緒に汗を流し、時には酒を酌み交わし、そのうち会社と町会の活動が次第に一体となってきました。同時に、会社として町内で開催するイベントや、月間情報紙の配布等を地道に継続する中で、少しずつ認めていただき、リフォームや建て替えまでもお声が掛かるようになってきました。それが現在まで続いているタイホウ建設の地域密着活動の「基本形」なのです。
「住まいの耐震性能の強化」を掲げ、安心、安全な家づくり
私達が地域密着の活動をスタートさせた地元エリアの特長といえば、まずは残念ながら「災害にかなり弱い地域」であると言えるでしょう。平成18年当時、東京に5千数百以上もある町会の中で、災害危険度ワースト10に入る町会が私たちの商圏内だけで約半分を占めるという状態でした。
地域密着を打ち出した地元工務店としては、この問題に取り組まざるを得ません。つまり地域を守るために、「住まいの耐震性能の強化」を掲げ、安心、安全な家づくりを第一の経営理念としたのでした。
「地域密着」とは、まずは社長自身がその地域を愛し、「地元を守れるのは我社しかない!」と心から思えるようになること。
そして、単なる企業戦略としてではなく、社員一人一人がそのことにやりがいと喜びを感じ、使命感を持って毎日の仕事に取り組んでいくことだと思います。
人生も100年時代。弊社は50年の節目を越えました。
今後は100年企業を目指して、安心、安全な住まいのご提供と、その先にあるお客様満足度のさらなる向上、その結果、地域から必要とされる存在であり続ける地元工務店を、これからも目指して参ります。
住まいに関する様々なご相談事に対し、建築と不動産を同時に扱う地元工務店として、ワンストップで対応できることが弊社の強みであると考えております。
また、地域での活動の積み重ねによって得られてきた最新情報を基に、「お客様にとっての最良の住まいとは何か。」をご提案できるように努めています。「公的機関による各種助成金の活用の仕方」などもその一つです。
タイホウ建設が、大切にしているのは、人と人の絆。スタッフ一人一人がお客様の大切な家づくりのためにとことん寄り添わせていただきます。
東京には、山手線外周部を中心に木造住宅密集地域(木密地域)が広範囲に分布しています。
これらの、木密地域は、道路や公園等の都市基盤が不十分なことに加え、老朽化した木造建築物が多いことなどから、地域危険度が高く、「首都直下地震による東京の被害想定」においても地震火災など大きな被害が想定されています。
また、木密地域では、居住者の高齢化による建替え意欲の低下、敷地が狭小等により建替えが困難、権利関係が複雑で合意形成に時間を要することなどから、改善が進みにくい状況となっています。
そのため、従来からの取組に加え、特に改善を必要としている地区について、都と区が連携しながら、従来よりも踏み込んだ整備促進策を、重点的・集中的に実施することで、木密地域を燃え広がらない・燃えないまちにすることを目的としています。
「木密地域不燃化10年プロジェクト」実施方針 平成24年1月 東京都公表
前述したように、タイホウ建設のお客様がお住まいの地域は、広範囲で災害危険度が非常に高い地域に指定されています。
災害危険度の極めて高いこの城南地区において、大地震が起きても倒壊しない家を1棟でも多く提供します。そして、防災に関する情報の発信を継続的に行い、地域防災力向上のための拠点になります。
私たち地元工務店にとって、本当のお付き合いは、家が完成してから始まります。第三者機関による定期アフター点検サービスはもちろん、ちょっとしたご相談事にも素早く対応できるのが、地域密着の最大の強みです。
さらには平成30年度より、「タイホウ友の会」を立ち上げ、お客様同士の交流の機会を増やしたり、様々なイベントへのご招待など、新たなサービスの提供に努め、末永くお付き合いができる工務店として努力して参ります。
タイホウ建設をより身近なものに感じていただけるよう、私たちは様々な地域サービス活動を継続してきました。
夏と冬に行います「ふれあいマーケット」では、毎回150~200組のご参加をいただき、売上金は全額品川区社会福祉協議会へ寄付させていただいております。
また、隔月で開催しております「暮らしの改善教室」も今年70回を超えます。
そのほかにも、地元の子供たちを対象にした「親子木工教室」「親子料理教室」など、これからも充実した楽しい地域サービス活動を展開して参ります。
災害に弱いエリアだからこそ、1棟でも多くの安心、安全で高品質な住宅の提供します。タイホウ建設は「耐震構法・SE構法」で建てる家を標準仕様としています。
それに加え、建築士とのコラボレーションにより、きめ細かいプランニングと洗練されたデザインにもこだわった住宅をご提供いたします。
ただし、地元工務店ゆえに、品質も守りながら1棟1棟心を込めての家づくりは人手も限られており、只今のところは年間10棟限定でのご提供とさせていただいております。
また、タイホウ建設は品川区、目黒区、大田区の狭小地での新築、建て替えを取り扱う工務店として、その狭小地という特徴を理解しプランニングしています。東京は最新の商業施設が立ち並び、公共施設や学校、交通も地方都市とは比べ物にならない程便利な地域です。しかし、家を建てるとなると、限られた土地でも快適に暮らせる住まいを実現しなければなりません。
例えば、狭小地では隣の家との距離が近いため、採光が取りにくいという欠点があります。 このような場合は高窓や天窓で上から太陽光を取り入れる方法があります。天窓や高窓は通常の壁側に設置されている窓よりも採光が約3倍になる計算がされるので、直射日光を避けた北側での配置も良いでしょう。
また、通常の箱型の階段ではなく、垂直方向の板と手すり壁が無いストリップ階段を採用することで、開放的で明るい空間が生まれます。タイホウ建設は耐震性能が高いSE構法を得意としていますので、吹き抜けを作り光を取り入れるプランも実現可能です。
さらに、狭小地ならではですが、部屋数を増やすのではなく仕切りの無い大きな空間や、廊下や通路などを少なくし居住空間を確保した新築実績も多数あります。 お子様の成長や、リモートワークなどを配慮して間仕切りを設置する場合は、スライド式で可動するものや上部が半透明・透明で圧迫感が無いものですとさらに使い勝手が良くなります。
設備関係を一箇所にまとめるのも良いでしょう。ご家族が毎日使われる浴室や洗面所、トイレなどの水まわりを隣接させることで、無駄なスペースを削減しスムーズな家事導線になります。フロアを分けないことで費用削減も可能になり、浴室のグレードをアップ、自動洗浄機能が付いたトイレを設置するなど最新設備を取り入れられるお客様もいらっしゃいます。
狭小地でおすすめされる、縦のスペースを有効活用した3階建てのお住まいや、階段下・屋根裏収納などの施工もタイホウ建設は豊富な実績があります。
タイホウ建設は品川区、目黒区、大田区の地元に根付いた工務店として、どの様なお住まいにされたいか、工務店として望まれていることは何かを深く考え、お客様にご満足いただけるご提案、施工をしています。「狭小地の新築だがこんな家は建設可能か」「品川区・目黒区・大田区などの狭小地の施工例をもっと知りたい」という方はぜひタイホウ建設までお問い合わせください。限られた土地を最大限活かし、ご希望のお住まいを実現しましょう。
タイホウ建設の職人グループである「タイホウ匠会」は、「タイホウ品質」で現場マナーの徹底を図って参ります。
清潔な服装、時間の厳守、明るい元気な挨拶。10項目の現場マナーを順守して、技術のみならず、社会人として尊敬される職人集団を目指します。
家を造るために、たくさんの職種の職人が関わります。家造り成功の決め手は、その現場を担当するひとりひとりの職人の誠実さと、お互いの信頼関係に基づくチームワークです。タイホウ匠会は一丸となって、お客様の安心と安全をご提供致します。特に、狭小地が多いこの城南地区では、近隣に対する気配りを最も大切にしながら工事を進めて参ります。
- 清潔な服装と身だしなみを。
- 約束の時間を守る。
- 車はお客様や近隣の迷惑にならないところに駐車する。
- いつでも明るく、元気な挨拶を。
- 養生は適正に行い、作業は安全第一。事故やケガは絶対に起こさないようにする。
- 現場での乱暴な言葉使いや、必要以上の大声、不用意な発言は慎むこと。(携帯電wあでも同じ)
- 工具や部材、廃材は、適切な場所に整理して置く。
- 作業中は絶対禁煙。休憩時の歩行タバコも厳禁。
- ペットボトルや空き缶類はすぐに片付けること。
- 作業終了時には、現場全体の他、建物周辺も毎日清掃する。