五丁目会館物語

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地域に愛される五丁目会館の建て直し

五丁目会館物語旧豊町五丁目会館は昭和40年に建てられ、52年間に渡り、地域の中心施設としての役割を果たしてきました。
しかし、近年は老朽化が進み、建物の耐震診断を行った結果、倒壊する可能性が高く、構造補強が必要であるということがわかりました。

五丁目会館物語この結果を受け、町内会でさまざまな検討を重ね、五丁目会館の建て直しが決定しました。町会の「町会会館建設委員会」で準備が進められ、建設資金の調達に当たっては、町会全域から寄付を募ったところ、目標額を大きく超える金額が集まったそうです。地域に無くてはならない施設として、地域のみなさまに愛されている事が伺えます。

空間へのこだわり

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室内の壁には、会館の愛称「豊友会館」が掲げられ、外観には小江戸風『蔵』のイメージを採用しています。

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エントランスは大きな引き戸を採用。祭りの時期には、大きく開け放ち、神酒所(みきしょ)として活用されています。

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町会の様々な問題を話し合う会議室にはSE構法の特徴でもある広い空間を採用しました。歴代の町会長の写真が格式高く掲示されています。
会議室の上には、屋根裏の収納スペースを設けています。こちらもSE構法を取り入れたことで広々としたスペースを確保することができました。

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豊町5丁目では、催し物があると、決まって地域の奥さま方の手料理がふるまわれます。1階のキッチンスペースにはこだわりました。
キッチンスペースの隣にはエレベーターを併設。2階の会議室に直接向かうことが出来ます。

防災配慮…災害時のキーステーションとしての役割も

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皆様ご存知のとおり、豊町5丁目は木造密集地として、火災危険度が高い地域です。
五丁目会館は火災に強いコンクリート系外壁材「パワーボード」を採用しています。耐震性能が高められるSE構法と併せて取り入れることで、災害時のキーステーションとしての役割も果たせるように設計しました。屋外には、防災井戸も設けました。

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2018年3月26日に行われた落成式では濱野品川区長が「この会館は地域の方々の様々な活動拠点であり、区との連携を取るための重要な施設です。町の発展や親睦に役立てていただきたいと思います。」とご挨拶されました。
当日は、区長はじめ地域の関係者が多数お祝いにかけつけ、盛大な式典となりました。会場では、会館に対する町会の方々の思いがあふれる完成までの経過をまとめた映像も流されました。

豊町五丁目会館ができるまで

新しい町会活動の拠点の完成を機に今後ますます町会活動が活発になりそうです。今後の豊町5丁目の中心となる施設の施工に携われ、「これこそ地域工務店として、地元に根付いてきたタイホウ建設だからこそ出来た仕事」と誇りに思っています。

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