関根一生さん

電気工事業 株式会社プラネット
高校時代から家業の電気工事の仕事を手伝っていた関根さんが、後を継ごうと決意したのは22歳の頃。

最初は社長であるお父様に「中途半端な気持ちではダメだ」と言われ、入社に半年掛かったそうです。 仕事で大変だと思うことは、次々と開発される新製品に対応できるよう、常に情報収集し、技術を習得しなくてはならないこと。

嬉しいときは引渡しの際で、「電気をつけた瞬間、お客さんが『いいねー!』という驚きと感動の声を上げたとき」とのこと。 座右の銘は「継続は力なり」。「毎回、感動を与え続けるには、前回より良い仕事をしなくてはならない。そのためには、技術を磨き、自分を向上させていかなければ…。」という真摯な思いが関根さんの「力」となっているようです。

また、「ただ、図面通りに施工するならたやすい。住む人のことを考え、例えば、家族が増えて増築する可能性があると思ったら、その時に対応できるよう、分電盤や配線の位置を工夫したり、専門家としてお客さんにアドバイスしたりする」そうです。 「太豊さんの現場はとてもやりやすい。困ったときは他の職方さんに相談することにしているが、仕事の手を止めて聞いてくれる。」と言う関根さんも、他の人の作業工程を良く聞き、やりやすいように配慮して仕事をしているとのこと。

「皆さん、思いやりがあり、仲間意識が高い。だから、良い仕事が気持ちよくできるんですよ。」と、にっこり笑う関根さんは、コミュニケーションの面でもタイホウ匠会の若手ホープ的存在です。