近藤良雄さん

タイル職人
中学生の時、タイル職人だった叔父の下でアルバイトをして「おもしろい!」と思ったのがきっかけ。
夜間学校に通いながら、4年間の修行の末、20才で独立した。若い頃は現場が楽しくて、3日も寝ずに仕事をしたり、難題に直面するたびに職人としての心が燃えたという。

「誰に見られても恥ずかしくない仕事をしたい」という一念で、常に自分自身の基準を設定し、何があっても必ずそれ以上の仕事をすると決めている。

「予算が少ないからと言って手抜きをする職人も多いけど、『安かろう悪かろう』は絶対に嫌だし、お金のことばかり考えて仕事してたら楽しくないでしょう?」

新築よりも在宅リフォームの方が好きという近藤さん。きれいに仕上がったときの喜び以上にお客様との交流が楽しいと言う。
この道40年の匠の技術もさることながら、その人柄が好かれている。お客様と親しくなっても直接仕事を受けることはせず、必ず工務店を通してもらうと言う。
「工務店の役割は、もし、お客様に満足していただけなかったら、職人を取り替えてでも、何をしてでも、お客様に満足していただけるまで何度でも直させることなんですよ。目先の利益だけで『何でもあり』にしたら秩序が乱れちゃうでしょ。」と言う。
「タイホウ匠会は最高ですよ!太豊建設の皆さんも職人もみんな一つになってアットホームな雰囲気で、古き良き時代そのままです。」いつもは冗談を言って笑わせてくれる近藤さんですが、本当は匠の心を大切にする超マジメ人間なんですネ。