大和久博信さん

ユニットバス施工 給排水設備 有限会社ユニロード

大工さんになったきっかけは?

父の背中をみて育ったことです。寅さんでお馴染みの葛飾柴又で祖父の代から工務店を営んでおり、私で三代目です。小さい頃から父に付いて現場へ行き、『モノ作り』の世界を身近で見ていたら、自然とこの世界に入っていった、そんな感じですね。
修行中は父からかなり厳しく仕込まれました。時には衝突する事もありましたが、今思うと、その時の経験こそが糧となっていると実感しています。と言っても大工は常に経験がもの言う世界。今もこれからも、いくつになっても勉強の毎日です。

仕事をしていて嬉しい事、難しい事は?

一番嬉しい時は、お客様の満足した顔を見た時です。私が大切にしている事は、『お客様第一』で、一つ一つの仕事を全力で丁寧に仕上げる事です。自分の家のリフォームをしている感覚です。多少の無理難題でも、これまでの経験と技術でなるべくお客様の希望に応えるよう全力を尽くしています。逆に、建物の構造上不可能な場合などは、最初にはっきりと伝えるようにしています。
難しいと感じることは未だに少なくありません。「あの時、別なやり方もあったのではないか」など、細かい事でも、次に生かせるよう、全ての仕事に関して『振り返り』を大事にしています。

当社と現場、職人同士のコミュニケーションはどうですか?

タイホウさんの現場監督さんにはとても良くしていただいていています。職人さん同士の作業動線の確保やタイムスケジュール管理等も、皆さんの細やかな配慮のお陰で、とても仕事がやりやすいです。
お客様も、ここの辺りは下町のような雰囲気で、とても気さくな方が多いですね。

今後の仕事について

跡継ぎは今のところ居ませんが、仕事に関して真面目で、貪欲、探究心がある若者を育ててみたいなと思います!

家のメンテナンスについてアドバイスはありますか?

とにかく『早期発見』。特に水回りは、『風通し』が重要です。家に湿気は大敵です。換気はこまめにすること。
小さな事と思っても、後回しにすると大がかりなリフォームになってしまうことがあります。気になることがあればお気軽に相談して頂きたいですね。