林雅之さん

大工
大学時代、現在の奥様のご実家が工務店だった事から、大工の仕事を手伝うようになり、この世界に入ったという林さん。
始めての手伝いで上棟(建前)を見たときには、一日にして家の形が出来上がってしまうことに、衝撃をうけたそうです。
子供の頃から手仕事が好きで、まだ小学校にも上がらない頃、漁師をしていたお祖父さまのところへ遊びにいっては、浜で流木を拾い、日曜大工の道具で、何を作るでもなく黙々と組み立てていたそう。 根っからの職人さんの気質なのですね。

そんな林さんが仕事をするうえで大切にしていることは、何よりも、お客様の使い勝手の良いものを作ること。細かな事でも、お客様と相談して進めているのだそうです。「お客様のありがとうの言葉が、嬉しいです…単純ですが」と。
また、「見えなくなるところも気を抜かずに作業することで、次の作業もスムーズに進められ、結果、仕上がりの綺麗さにつながると思っています」とも、独特のソフトな口調で、語ってくださいました。
最後に、太豊建設の印象も伺いました。「会社の中が、下町的。とても温かさを感じています。」「現場の雰囲気も良く、他の職人さんとも、楽しく仕事しています。」とのこと。
写真の通りのイケメンさんで、いつも物静かな林さんですが、仕事に対する真摯で熱い思いが伝わってきました。